シュトイテのビジネス分野、「ワイヤレス」では、ワイヤレスネットワーク機器のラインナップをさらに拡大しています。特にカギとなるアプリケーションのひとつが、社内物流であり、とくに在庫の可動式補充です。そして自動検知とロードキャリアの監視が重要な役割を果たします。
新しいワイヤレスレーザーセンサRF 96 SDS-NETはレーザーによる距離測定において業界の新しいマイルストーンとなるでしょう。センサはとてもコンパクトで、sWave.NET 無線モジュールを搭載しているため、素早く簡単に設置でき、sWave.NETワイヤレスシステムへ統合できます。このレーザーセンサはごく限られたスペースに設置することも可能です。
部品容器やeかんばん棚の箱の検知など、このセンサは数多くの異なる分野やさまざまなアプリケーションに適しています。モノレールシステムのドリーの監視も可能です。どのケースにおいても、レーザーセンサが在庫レベルを自動的に検知し、sWave.NET ワイヤレスネットワークを通じて情報を伝え、一致する材料の補充を促します。距離は、光インパルスの通過時間（「飛行時間」）を記録することによって測定されます。この測定原理には、センサの検知距離が対象物の素材と色とほとんど無関係という利点があります。検知される対象物までの距離は最大50cmです。
このセンサを利用すれば、ユーザーは可動式eかんばん棚や無人搬送車(AGV)に並び、資材供給の「スーパーマーケット」であるドリーや牽引車などすべての在庫をアッセンブリ中も倉庫内でも監視することができます。
